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さよならホテル

東京スカパラダイスオーケストラfeat.KenYokoyamaの新譜がでてから10日間経ちました。

 

買おうかどうか真剣に悩んでます。

 

 

とにかく歌詞がすごい。

直喩直喩隠喩直喩

そしてこれを日本語詞で横山健に歌わせるというもはや変態行為にも近い所業。

 

いつも耳にする健さんの声は英詞で、

何なら私にとってはコーラスの方が多くて

日本語詞メインボーカルなんてめちゃくちゃ違和感がある。

さらにはいつもは英詞とBPMの早い展開とバンドサウンドで隠れてた声のクセの強さの露呈。

 

 

ここまで書くとマイナスばっかりに思えるんだけど

やっぱり実際初めて聴いたときは違和感が先立ってしまったよね。

 

 

 

 

本題である歌詞に戻ります。

 

ナタリーなんかには「ラブホテルを舞台にした大人すぎるラブソング」なんてタイトルで記事になってるけど

 

 

ラブソング?

 

ラブソングなのかもしれない。

 

でも登場人物はどこまでも1人で

果てしなく独白のような雰囲気。

 

 

駅前の大通りを2本奥に入る少し退廃したホテルが数軒

栄えた頃と較べてだいぶ鈍くなったネオン

 

 

MVもかなりテンプレ的昭和遺産ラブホテル

な雰囲気

 

鏡張りの壁、廻るベッド

 

 

廻りながらギターを弾き、歌う横山健

 

廻りながらソロで映るもなかなかパートがまわってこない谷中敦

 

ちょっとウケる

 

 

 

全然余談なんだけどMVで楽器持って走ったり歩いたりするシーンってよくあるけど大抵ドラマーはスネアとスティックとりあえず持たされて走らされてることが多いよね。

 

このあたりはircleの風の中で君を見たんだでかなり顕著に見られます。

 

 

『運命と言えないような些細な縺れをほどく

眠らずに夢見た 壊れそうなロマン

もう1度 優しく話すほど遠く』

 

 

 

はい

 

わかる

 

 

運命と言えないような些細な縺れ

 

わかる

 

このまだ些細な縺れだって思ってるところ

 

思い込もうとしている感じわかる

わかります

 

 

 

 

『愛が強いとただ矛盾も増えていく

真剣ならいつも傷つく』

 

はい

わかる

こんなに21歳女子大生にわからせる谷中敦バイ私の語彙力もヤバイ

 

 

傷つくのはいつも真剣な方ですね。

この世の摂理です。

この世の摂理が今ここに言語化されています。

 

そして愛しすぎは矛盾の元です。

これも世の常です。

 

 

ここまで正論しかありません。

辛くなってきました。

 

 

 

 

『思い出は乾けばすぐに燃やせるだろう

この恋は湿ったままの花束』

 

 

うん

 

すごい

ここまで小っ恥ずかしくなるくらいの直接的な比喩が続いてた割に

突然の詩的なメタファー!!!

 

メタファーってほどメタファーじゃない感じも相まって湿度がすごいです。

湿度の魔術師か?

 

 

 

 

 

湿った花束…

 

この生きてないけど死にきれてないゾンビ感

 

美しいゾンビ感

美しいゾンビ感が言語化されています。

 

 

 

なんかもうしんどくなってきたのでこのへんにしときます。

朝おきてみたら消すんじゃないかなこれ大丈夫かな

 

とりあえずさよならホテル聴いてみよ

そんで横山健の謎の首にかけてる奥さん手作りの数珠みてみよ?

 

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