シン・ゴジラに席巻された日常
大変遅ればせながらシン・ゴジラを観に行った。
DNA抽出のための筋肉の切り出しを100個体ほどこなしてバキバキになった左肩を携えながら三連休初日のおひとり様レイトショー
これだけ聞くとかなりさみしい感じがしますがレイトショーへ行くことを楽しみに実験を頑張ったので良しとします。なにもかも。
映画を観ると影響されやすいというか当てられやすいタイプの人間なので重たい映画を観てしまった後はシリアスだし、マッドマックスを観た後はいつでも車に飛び込める覚悟ができる。死んで蘇る!!!
そんなわけでシン・ゴジラを観た後は脳内がゴジラゴジラゴジラゴジラであった。
数昔前に流行った脳内メーカーなんてやった日には呉だらけである(GODZILLAの漢字表記は呉爾羅)
ゴジラ(ガッズィーラ)が可愛くて仕方ない
家に帰ってからも同居猫であるところのみやこ(漢字表記は京)がガッズィーラ第二形態にしか見えなかった。
(うちのガッズィーラ)
(完全な一致)
政治的なことは全く分からないのでそのあたりはほぼついていけず、軍事関係にもあまり興味が無いし
ガッズィーラに対する生物学的見地には大分フワッとしたものが感じられてしまったので途中からは完全にガッズィーラサイドに付いてガッズィーラかわいい!と思いながら観ていた。
帰ってきてみたら猫はゴジラだった。
そこまでは良かった(そうでもない)
翌日体調が悪く夕方くらいから適当な格好で研究室に行き実験しているとまたゴジラが観たくなったので今日も同じ時間のレイトショーにくりだそうと考え、無心で手を動かしたもののぎりぎり間に合いそうになく諦める。
仕方がないし帰るのも面倒になって龍が如く5のゲーム実況の続きを見たりしながらサンプル一覧の整理何かをしていたら同期がクーラーボックスの水換えをしに来た。
サンプリング瀬戸内遠征後だったので図鑑を捲りながら楽しそうに「この魚はみた!これは捕まえた!」と話してくれるのと図鑑の写真を交互に眺める。
色とりどりの小さな魚の写真が私の脳内で「ゴジラ」と「非ゴジラ」の箱に振り分けられていく。
猫はゴジラ(第二形態)である。
犬はゴジラ(第四形態)だ。
つまり私も広義のゴジラなのである。